ハウスメーカーではなく設計事務所ではなく。ブログで当社が工務店色が強い話をしてきました。ですので、ハウスメーカー系や設計事務所さんからは、
「そんなものない!」
と言われてしまいそうですが、そこはお許しいただきご覧ください。
工務店とひとくくりにするとおかしな話になりかねないので、
当社のような工務店としましょう。前回までのブログをお読みいただけていればなんとなくどんな会社かはわかるかと思います、がご興味あればぜひ直接「清水」から聞きたい!と言ってくださればと思います。
さて本題に戻りましょう。
工務店だからできること、①としたのはこれからもこの内容を取り上げていこうと思っているからです。今回の記事が楽しかった方は次回を楽しみにしていただければと思います。
私が思う工務店だからこそというのは、まず木造建築における無理難題に取り組めるということではないでしょうか。
なぜそうのように考えているかというと、他社で難色を示されて、もしくはできない、そもそも経験がない、などなどそういったお客様もしくは会社様のご相談が実際に多々あるからです。
そもそも木造建築の無理難題とはなんぞや。例えば新築やリフォームの難題ですと、
・土地が狭い、間口が狭い、変形地であることで規格的な住宅などが無理
・複雑な構造で建築技術が必要であり見積できない
・間取りやデザインの希望が叶えられない
・使いたいメーカーや商材が使えない
・予算と希望の兼ね合い
・法的な難題がある
・大規模な改修工事となり経験不足で見積ができない
などなどまだまだ書き続けられます。上記が難題かというと?がつくこともあるかと思いますが、言葉だけでは伝えきれない難題が隠されていることがほとんどです。
このようなお客様が建築時に抱える問題点を解決していけるいい意味で自由度が高いのが工務店ではないでしょうか。悪く言えばなんでもしてコンセプトなどがないと言われることがあるかもしれませんが、工務店は高い技術でお客様にとって最高の建築を提供することが根本的なコンセプトですので、断熱はこれ!外壁はこれじゃなきゃ!素材はこれ!とかはもちろん比較検討するための知識はありますが会社としておしつけることはしません。お客様にとってよいものをしっかりした知識と技術で提供することが大切だと思います。
ということで、
今回工務店だからできることとして、建築の無理難題に取り組むことです。
ではさてなぜ無理難題へ取り組めるのでしょうか。そこを書き綴っていきましょう。なんどもブログでお伝えしますが、私見ですのであしからず。
社員大工の話をしてきていますが、
(http://craftsmanstudio.jp/ceo_blog/202007035539/)
当社では無理難題の現場ほど、外注大工ではなく社員大工を配置します。会社として無理難題の現場に向かい合っている際、やはり社員として向かい合うのとそうでないのとでは違いがあると思うからです。もちろん当社の協力業社である大工仲間は仲間ですので真剣に向かい合っていないわけではないです。
そしてチームワークですね。大工を中心とした職人どうしのチームワークは、難題の現場をおさめるにはとてもとても大切です。工務店だからこそ職人のチームワークが強いかと思います。
さらにこのようにチームワークがあればできる現場が多いので、経験値が増していき、どのような現場でも対応できるようになってきます。技術レベルの向上ですね。同じことばかりやり続けることも大切ですが、それだけずっとやるならいいですがそれではできることは増えていきません。リフォーム工事リノベーション工事だと、見積を作成する上で経験がものすごく大切になります。これによって金額が大幅にかわるからです。難しい現場ほど、今までの経験から工務店は良い見積書をだすかと思います。
設計事務所の先生との案件もそうです。どちらかというと難しい建築の部類に入ります。(先生方すいません!)先生の思い描いているデザインやおさまりを形にするために、一緒に試行錯誤できる大工やその他職人が必要となります。もちろん現場監督も普段同じような現場ばかりやっている方ではなく、いろいろな難題現場をおさめてきた人が必要です。
一般的に本当に難しい建築も確かにありますが、実際そのような案件は年間通じても少なめで、無理難題とういうのはけっして無理難題というわけではなく、自社のコンセプトに沿った建築ではない建築が無理難題となっていることが多いのですね。メーカー系の会社さんだとスタッフ一同会社の商品を取り扱っているので、当然そうでないのは無理難題。工務店は商品と向かい合っているのではなく、建築に向かい合っているのでそういう形にはなりません。
そろそろ長くなってきてしまいました。
纏めますと、設計事務所の先生方は建築会社を探す際に工務店を探します。メーカー系で希望の建築ができないお客様は工務店にきます。とういうことで、工務店だからできることは建築そのものということになります。
建築することで?がついた際は、
工務店に相談することもいいのではないでしょうか。
クラフトマンスタジオ
清水源太
下記は当社社員大工がつくるインテリアです。
今後私たち工務店が提案するものはますますレベルが上がっていきます
鉄から加工しています。
下のキッチンも。
ブログで紹介するのを楽しみお待ちください。
もちろん年内に販売も始まります。
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